当中間連結会計期間は、経済活動の正常化に伴うインバウンド需要の継続や堅調な企業業績などを背景に、雇用・所得環境の改善など景気は緩やかな回復が続きました。
こうした状況のもと、ディスクロージャー関連事業は、多様化・高度化する情報開示に対するシステムの技術革新などを含めた対応要請にお応えすべく、決算開示実務の一層の利便性向上を推進する統合型ビジネスレポートシステム「WizLabo(ウィズラボ)」の導入社数の増加に、引き続き注力してまいりました。また改訂コーポレートガバナンス・コード適用や資本コストを意識した経営の実現に向けて積極性を増すステークホルダーとの対話や海外投資家に向けた英語での会社情報の開示に際して必要となるIR支援・翻訳サービス、環境関連のコンサルティングなど、各サービスにおける提案力・制作体制・品質の強化を進めてまいりました。
通訳・翻訳事業は、特に通訳事業における主たる事業領域である、大規模な国際会議やイベントの開催が対面やオンラインにより増えており、コロナ禍で需要が増えたオンラインでの社内会議が安定的に推移したことなどにより受注件数が増加しました。その結果、下記のとおり増収増益を達成しました。
ディスクロージャー関連事業
売上高11,775百万円(前中間連結会計期間比715百万円増、同6.5%増)
セグメント利益1,895百万円(同108百万円増、同6.1%増)
主力製品である「WizLabo」の導入顧客数が堅調に推移していることに加え、株主総会招集通知や統合報告書、ディスクロージャー翻訳の売上が増加したほか、金融商品に係るディスクロージャー支援会社の株式会社ジェイ・トラストを連結したことなどの影響により、売上高は増収となりました。
通訳・翻訳事業
売上高4,300百万円(同483百万円増、同12.7%増)
セグメント利益297百万円(同220百万円増、同286.4%増)
通訳事業においては、過去取引案件のフォローアップなど、営業活動を積極的に展開したことで、全取引社数、新規取引社数および大型案件数が増加し、通訳売上が過去最高の実績となりました。
翻訳事業においては、大学など、一部業種・分野での翻訳ニーズの縮小は継続しているものの、「AI翻訳プラットフォームSIMULwiz」の受注積み上げや大型案件の獲得などに加え、日本のポップカルチャービジネスに注力したことなどにより、売上高は前中間連結会計期間を上回っております。