就任のごあいさつ
宝印刷株式会社
代表取締役社長 白井 恒太
今年8⽉より宝印刷社⻑に就任いたしました⽩井恒太です。私はこれまで、IT関連部⾨や営業部⾨など、宝印刷㈱の中で様々な役職を務めさせていただきましたが、社⻑に就任することで⼀層、⾝が引き締まる思いです。
略歴、地位および担当ならびに重要な兼職の状況
1985年 4 月 | 株式会社富士銀行(現 株式会社みずほ銀行)入行 |
2015年12月 | 宝印刷株式会社(現 株式会社TAKARA & COMPANY)入社 |
2017年 7 月 | 同社執行役員ITサービス営業部長 |
2019年12月 | 宝印刷株式会社(新設)執行役員ディスクロージャー&IR営業三部長 |
2022年 8 月 | 同社取締役常務執行役員 |
2024年 8 月 | 同社代表取締役社長(現任) 株式会社TAKARA & COMPANY取締役(現任) |
現在、宝印刷㈱はTAKARA & CO.グループにおいて売上、利益の中核を担っており、当社の発展がグループ全体に⼤きく影響するものと認識しています。ディスクロージャー&IRのパイオニアとして70年以上培ってきた開⽰に関わる深い知⾒と、お取引先に寄り添う姿勢をこれまでと変わらず⼤切にし、さらに成⻑させていきたいと思います。
⾜元の環境では、招集通知の電⼦提供、四半期開⽰の⾒直し、決算情報などの和英同時開⽰、新NISAの開始など、開⽰規則や投資環境が⽇々変化しています。当社では、招集通知の電⼦提供、四半期開⽰への対応は既に⾏っておりますが、新NISAによる投資家層の拡⼤に対するIR⽀援、サステナビリティ情報開⽰、決算情報の和英同時開⽰への対応はこれから本格化していきます。これらに対する準備はしてきましたので、しっかりと対応して市場シェアを取りにいきたいと思います。そのためには、私たち宝印刷が提供するサービスの付加価値を⾼め、質の⾼いディスクロージャー&IRサービスを提供し、お客様とともに持続的な成⻑を果たせるモデルを築き上げていく必要があります。また、より多くのお客様を獲得するためにIPO企業の新規契約の⼀層の推進、未取引企業へのアプローチを積極的に図っていく所存です。
⼀⽅で、このような既存事業における活動以外に、さらに未来を切り開く新事業の創出に注⼒したいと考えます。4⽉より当社の知名度向上などを⽬的に創業来初めてテレビCMを発信しています。この取組みは企業ブランディング事業の⼀環としており、新たなビジネスへと繋げていく施策になります。また、⽇常業務で急速に普及が進む⽣成AIに関しても、すでに当社はAIベンダーとの業務提携による商品販売のほか、社内に研究機能を新設し、商材実装や業務効率化を加速できるよう進めています。今後も、既存事業を深掘しつつ、時代の変化を捉えた新たな価値をお客様に提供できるよう取り組んでまいります。
皆様におかれましては、新たな挑戦に⽴ち向かう私たち宝印刷に対し、引き続きのご⽀援とご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。