『広済』とともに歩む、
次なる成長への挑戦に向けて

株式会社広済堂ホールディングス
代表取締役社長COO  常盤 誠

平素より格別のご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

2026年3月期の業績につきましては、株主の皆さまのご期待に十分お応えすることができず、経営として真摯に受け止めておりますとともに、謹んでお詫び申し上げます。

当期の連結業績は、売上高362億28百万円、営業利益67億40百万円、経常利益65億71百万円、親会社株主に帰属する当期純利益47億38百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比で増益となったものの、東京都における死亡者数の減少の影響等もあり、当初の通期業績予想を下回る結果となりました。

一方で、当期は将来の成長に向けた投資や取り組みも進めてまいりました。

葬祭関連事業において東京博善の斎場内における式場数の拡充を推進するとともに、M&Aを通じた葬儀サービス事業の強化や葬儀ホールの多店舗展開の推進など、サービス体制のさらなる充実を図ってまいりました。また、祖業である印刷事業を核とする情報セグメントにおいては、これまで培ってきた顧客ネットワークを活用し、新たにIPコンテンツ関連事業の立ち上げに取り組んでおります。さらに、人材セグメントでは海外事業の見直しと再構築を進めるなど、各事業のあり方を改めて精査いたしました。こうした一連の取り組みを通じて、当社の強みや成長可能性を改めて認識することが出来ております。

業績未達の背景には外部環境の影響があるものの、それに対する見通しや対応の面において、経営として改善すべき点もあったと受け止めております。

こうした認識を踏まえ、当社は中期経営計画の見直しを行い、これまでの延長線上にとどまらない、より本質的な成長と戦略に向けた新たな中期経営計画を策定中です。そのために、長期的なグループビジョンを描き、成長に向けた方向性をより分かりやすく整理し、株主の皆さまにお示しできるよう準備を進めております。

なお、本見直しの内容につきましては、準備が整い次第、適切なタイミングで株主の皆さまにご説明いたします。

今後も当社は「広済」の理念のもと、株主の皆さまをはじめ、お取引先、従業員、地域社会などすべてのステークホルダーの皆さまとともに歩み、「人生100年時代」にふさわしい価値を提供し続けてまいります。その実現に向け、一つひとつの取り組みを誠実かつ着実に積み重ねてまいります。

株主の皆さまにおかれましては、引き続き一層のご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。